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緊急特別企画。 『氷室恭子の魅力を語ろうじゃないか』 のコーナー!

 少し前にイブニューの感想を書いたんですが、そのときは大して読まれないだろうなーと思ってたんです。哀しいけどオルタやキミキスと違って、ネット上でもあまり注目されてない作品でしたし。事実、レビューサイトなんかでも殆ど取り上げられてません。

 そんな中で、うちと同じく世間の流行を逆行するかのように感想を書いていたサイトが春が大好きっさん。アクセス解析で調べたところ、うちの感想も取り上げて頂いてたみたいで、自分の予想に反して結構読まれていたみたいです。ありがとうございました。ただ逆に読まれすぎて、ゼロやTFAを痛烈に批判しちゃったけどファン達から抗議とか来たらどうしようとドキドキしてたんですが……まったく来ませんでした。

 そんな春が大好きっさんのEVE関連記事を私も読ませて頂いてたんですが、最新記事で氷室がカワイイとか書いてあるのを発見しちゃったもんだから、自分の中で対抗意識がメラメラと。なにを隠そう、自分も氷室恭子が大好きなんです。あの超個性派揃いのEVEヒロインの中で、もっとも琴線に触れたキャラでした。

 というわけで、書くネタもないので今日は氷室恭子の魅力に迫ってみたいと思います。


1.ツンデレ
 当時、バーストエラーの出た頃はまだツンデレなんて言葉はありませんでした。もしかしたらあったかも知れませんが、それでも一部のみが知る言葉だったと思います。そんな開拓時代において、この氷室恭子のひとつの到達点とも言えるツンデレはどうしたことでしょう。”ツンデレ教本”に載せてもいいんじゃないかってくらい模範的かつ理想的な完成度です。菅野ひろゆき氏はアドベンチャーゲームに金字塔を打ちたてましたが、実はツンデレに対しても金字塔を打ち立てていたのです。なんという先見眼。

 もしもパルフェのカトレアと比べてどっちが好きかと聞かれれば……私は散々悩んだ末、カトレア、いや氷室、あいだを取って海己!って答えるでしょう。そんな風に誤魔化すしかないくらいの、ツンデレスカウターがあったら計測中にぶっ壊れてしまうくらいのツンデレ力です。あと声が松井菜桜子さんっていう点も大きいですね。

2.永遠の17歳
 氷室って実はEVEヒロインの中で一番年上なんですよね。Wikipediaで調べても正確な歳は分かりませんでしたが、パラレルワールドの 「悦楽の学園」 で25歳か26歳だったそうなので、バーストエラーでも大体それくらいでしょう。にも関わらず、歳を8つも誤魔化して高校3年生としてエール外国人学校に潜伏するという偉業を成し遂げています。しかも全然違和感がないんだから凄い。完全に女生徒達の中に溶け込んでます。むしろ26歳という設定の方が嘘なんじゃないだろうかと、希望も含めて思ってしまうくらいに。だってもし自分が今、高校に潜伏したら120パーセントばれますもん。校門を通った瞬間に御用ですよ。

 そのうえ氷室は、別に化粧で誤魔化しているというわけでもなく、イブニューのまりなみたいに変装マスクをかぶってるわけでもありません。すっぴん勝負です。ほとんど不思議生物レベルですよ。学生服きても全然”なんちゃって女子高生”にはならないんですもん。たぶん氷室だったら三十路になっても女子大生くらいで通用するんじゃないかなー。本気でそう思います。

3.イベント
 氷室の魅力を最大限に発揮させてくれる数々の個別イベント。そのひとつひとつに菅野ひろゆき氏の天才性を感じます。まずその1、机の下で身体密着イベント。ホントにこのときほど菅野氏の才能が恐ろしいと感じたことはありません。バーストエラーの中でも屈指の名イベントの一つです。

 プレイしたことがあれば机の下に隠れるって時点であそこだね!ってすぐ分かると思いますが、このイベントは小次郎と氷室がエール外国人学校のディレクタールームに忍び込んでいる時に起こります。小次郎達が本棚とかを漁っている最中にデブが帰ってきてしまったからさあ大変。どこかに隠れないとってことで、2人で机の下に隠れるわけです。しかし急いで隠れたせいで、69の格好になってしまいました。もう2重の意味で大変です。

 この時、氷室はしっかりとデブの様子を窺ってるんですが、小次郎はそれどころじゃありません。匂いがどうとか、汗がどうとか真剣に考えてます。見つかってしまったらあるいは殺されてしまうかもしれないこの緊迫した状況下にあって、小次郎とプレイヤーはまったく別のことで手に汗握っているわけです。EVE続編の小次郎にはこういう茶目っ気がないんですよね。イブニューの小次郎はカッコいいんですが、こういう茶目っ気は薄れてしまっています。そんでそれに気づいた氷室の反応がまた素敵でした。この時だけはディープナイス!って思いましたね。想い出をありがとう。

 その2、トイレでばったり遭遇イベント。これも氷室伝説を語る上で欠かせないイベントのひとつ。これは小次郎が氷室の住んでいる学生寮に訪れたときのイベントです。部屋に入っても氷室の姿はなく、あれーどこいったんだろうー?と思いトイレの扉を開けてみたら、そこにいるわけですよ。しかもそのときの反応が見事。「んあっ!」 とか確かそんな反応でした。松井菜桜子さんの名演技が炸裂した瞬間。この人プロや。そりゃー突然あけられたらビックリするでしょう。こっちだってビックリしますよ。この時点で、そんな氷室にゾッコンでした。

 つーか、鍵くらいちゃんと閉めろよとか思うんですが、氷室って結構ドジなんですよね。ドジっ子属性の持ち主なんです。そしてそこが氷室最大の魅力でもわけですよ。だってまりな視点の時は、まりなと対等に渡り合えるほどの凄腕エージェントなのにですよ。小次郎視点になると、そのドジっぷりを遺憾なく発揮してくれるわけです。なんていうかこのギャップがとてつもなくいい。”ギャップ萌えの原理”を最大限に活用している最良の例。おそるべし菅野氏!

 その他にも、”目隠ししながら一緒にお風呂”とか神掛っているイベントが目白押し。バーストエラーにおいて、ギャルゲー的要素のイベントはすべて氷室が実行しているといっても過言ではありません。

4.ポニーテール
 決定打。俺、実はポニーテール萌えなんです。この気持ちはキョンにも負けません。


 だいぶ前の作品なんで記憶力を頼りに書きました。掘り起こせばまだまだ魅力を語れるはずなんですが、これ以上書くためにはもう一度バーストエラーをプレイしないと無理ですね。

 そんな魅力満点の氷室なんですが、バーストエラーでの魅力が強烈すぎたんでしょうか。続編では本来の魅力の5パーセントも引き出せていません。それ以前に出番も殆どありません。並大抵のシナリオライターでなければ、氷室を描くことは出来ないんでしょうね。あのツンデレを発揮させるには、それこそ丸戸史明氏でも引っ張りださないかぎり無理です。

 そういうわけなので、氷室の魅力はバーストエラーのみに限定されてしまっているのが現状。氷室伝説が蘇る日は果たして来るんだろうか……。まりなや弥生みたいに下手にキャラのイメージを改竄されるよりはいいかもしれませんが。

 というわけで、緊急特別企画。『氷室恭子の魅力を語ろうじゃないか』 のコーナーでした。

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